桜井神社(さくらいじんじゃ)

TEL:072−297−0043

上神谷(にわだに)の八幡さんと呼ばれ親しまれている神社で、10月の第1日曜日には無形文化財の「こおどり」が奉納されている。
拝殿は鎌倉時代の建造。現存する拝殿建築の中でも最古であり、堺で唯一の国宝に指定されている貴重な建築物である。
現在、拝殿は中央に通り抜けの通路を持つ割拝殿形式の建物だが、祭礼時には通路の両脇の蔀戸(しとみど)という建具を降ろして、床にすることができるように工夫されている。
→戻る





大安寺(だいあんじ)

拝観料:500円
TEL:072−238−1054

応永年間(1394〜1428)の創建。本堂は東南アジア交易を行ったことで有名な豪商、呂宗助佐衛門の旧宅を移築したものと言われている。
江戸初期の狩野派の作と伝えられる鶴、松、藤などの襖絵が描かれており、この本堂と襖絵は国の重要文化財に指定されている。
→戻る





多治速比売神社(たじはやひめじんじゃ)

TEL:072−297−0726
URL:
http://www1.ocn.ne.jp/~tajihaya/

梅林で有名な荒山(こうぜん)公園内にあり、神社も梅・桜の名所、安産、縁結び、厄除けの神様として知られている。祭神の多治速比売は日本武尊の后。
本殿は1541(天文10)年の建造であることが、天井裏の墨書や棟札の記載から判明している。
唐破風の向拝が特徴的な本殿は、龍、雲、波などの他にカマキリ、海藻、あわび、ほら貝などの珍しい彫刻・彩色が施されており、昭和24年に重要文化財に指定されている。
→戻る